ストレリチア秘話No.921 葉型の変異が多いのがパーヴィフォリアの特徴

時代の変化につれて人々の好むストレリチアの系統も変るようです。次は、その代表がバーヴィフォリアになるだろうと見ています。私自身はジャンセアが好きなのですが、世の中の好みは、もっと遅れて、一歩、手前のパーヴィフォリアの方が抵抗が少なく、親しみ易いようです。

その原因は「葉」にあります。ジャンセアは葉がないことから、なじめないのに対し、パーヴィフォリアは小さいながらも葉を付けているのです。ところが、この葉は、あきれるほど変異が多いのです。葉の形がレギーネに近いほどの大きな葉からジャンセアの小葉に至るまで、殆ど一年に違うほど、無数の広がりがあります。ストレリチアの中で、こんな変化の多い種はありません。レギーネも変化がありますが、これほどではありません。

 変異の形も色々あります。私が好きなのは、レギーネの葉型を、そのまま縮小したタイプですが、実は、この型は少なく、大部分が細長く、中だけが細くなったもの多いようです。

 どのタイプにしろ、みな、葉が小さいので、日当たり、風通しがよく、スッキリした姿で扱いは楽です。ただし、これもストレリチアの例で、年を経る毎に葉が小さく締まってゆきます。

 まだ慣れない初めの頃は、見たことのないストレリチアの形に興味を覚える人が多いことでしょう。