ストレリチア秘話No.945 ストレリチアの害虫対策は無策が最高でした?

 これは、どこまで真実といえるか、どうか、自分でも自信がありませんから、お勧めしてもいいかはわかりません。

 私は長い間のストレリチア栽培で一番、困っていたのが、書虫のカイガラ虫の被害でした。

 初めの頃は、全然居ませんでしたが、途中で外部から持ち込まれてしまったのです。初めの頃の甘かった扱いのために広まってしまった不手際がよくなかったためですが、現在の世界流通情勢では、あらゆる、世界中の害虫が侵入してくるのは防げない事を考えれば、しかたないことだった、と受け止めています。私は害虫には詳しくはありませんので、正確なことはわかりませんが、自生地の南アフリカにはカイガラ虫はいなかったはずなので、天敵もなく、ストレリチア自身も対策を持っていなかったので被害が広がってしまったのです。

 初めの頃は農薬の殺虫剤の噴霧に頼りました。薬剤散布すれば確かに殺虫出来ます。しかし、卵までは処分出来ませんから、すぐに元通りになってしまい、お手上げでした。結局、噴霧は健康にも悪く、労力もかかるので止めてしまい、その後は、人力だけで見つけ次第、爪で掻き落とす姑息な手段で過ごしてきたのです。私にとってカイガラ虫は、天から降ってきた災難のようなものでした。

 ところが 2024年夏、いつもなら繁殖盛んな季節なのに、わずかな数しか発生しない。のです。8月になっても大発生する様子がありません。そこで私なりの結論に達したのです。

 これは、カイガラ虫の勢力が弱ってきたか、ストレリチア自身が害虫対策成分を造成し始めてきたのか、どちらかに違いない、ということなのです。

 とにかく、こんな有り難いことはありません。それで紹介することにしたのです。しかし、間違えてはいけません。害虫が全滅したのではありません。まあ、これくらいの発生量に落ち着いた、ということなのです。これくらいなら、爪で掻き落とせば済みます。それでも嬉しい出来事なのです。