ストレリチア秘話No.970 ストレレチアが進む二筋の道

 今まで私は優秀品種を一筋のものとして解説してきましたが、ここで、もっと正確に仕分けして見ることにしました。自然が創り出したものと、人が改良を加えたものとを区別して二筋の道としてみてみようとの思いからです。

A, 自然が生み出した原種

 長い間に自然が生み出した原種の中から選び出された優秀品です。もう、今までに散々、探し尽されたでしょうから、もう、そろそろ、新しいものは出てくることはないでしょう。

 オレンジ プリンスやゴールド クレストの親株として活躍した「ゴールドA」や「マンデラスゴールド」はその代表で、人の及びもつかない形質や美しさを備えていました。

 さすが、人工の及ばない自然の奥深さを感じさせてくれています。

B, 人工改良種

自然が生み出した原種はすばらしい形質を備えています。でも、それは無限ではありません。やはり、限界があるのです。人の欲望は限りがありませんから、もっと、もっとと変化をもとめて止まないのです。その結果、今までにはなかった形質が次々に生み出されてきました。現在までに出現した交配種です。これらは原種や自然を越えるのが目標ですから、今まで見たこともないような変わり種が次々と出現してきています。まだ限界にまで至っていませんから、これからも続いてゆくことでしょう。

C, 突然変異種の出現

 人工改良は人のやることですから、まだしも、その範囲は限定的で見当が付きます。ところが人の能力が及ばない発現も起きることがあるのです。既に起きつつありますが、まだ公表の段階ではありません。

 このように何だかストレリチアものんびり構えてばかりいられない状況もあるようです。