ストレリチア秘話No.979 ストレリチア自生地と現在の栽培地との違いを知ること

ストレリチアは故郷を離れて他国へ移り住んでも生きられます。それだけに受け入れ側は環境条件の違いを把握して対処しなけれなりません。

我が国、日本の特徴は何でしょうか。それは雨量が多いことです。つまり、水が多すぎるのです。これは悪いことではありません。栽培が楽になるのですから。ただし、多すぎれば根腐れを始め、被害を起こしてしまいます。これを避けるにはストレリチアの水の必要量を把握していなければなりません。ところが、これが意外と難しいのです、違いがピンと来ません。何しろ、私達は多雨に慣れてしまっていて、それが当たり前と思っていますから、頭では理解していても、行動の方がずれてしまいやすいのです。この修正には悩まされてしまいます。私達、人間は理知的な機械としてだけでなく、情や習慣も合わせ持っていますから厄介なのです。

 それでもストレリチア栽培家としての技術は発揮しなくてはなりません。そこが素人とプロの違いなのですから。

 *ストレリチアを地植えする場合は、よほど水はけのよい土地でない限り、平地では雨量の方が多すぎます。500㎜対 1500 ㎜では3倍なのです。やはり、盛り土をして水の切れを良くすることが必要です。