ストレリチア秘話No.1075 ストレリチア植え替えの心得 水代、ウォータースペースを深く

 ストレリチアの植え替え時には初心者とベテランの差が、はっきり表われます。ストレリチアの貯蔵根は生長が早く、1年で、呆れるほど早く株を押し上げ、2年目には鉢の縁、すれすれになってしまいます。どんな植物でも植え替え時には少なくとも2年分の盛り上がり予想して水代(ウォーター スペース)のスペースを空けます。

 ストレリチアの場合は特別に多くしなければならないのです。それほど育ちがよいということです。最低でも、6号鉢で2cm、8号鉢では3cmは必要です。これが不適では表面が盛り上がり、掛けた水が鉢の外へ流れ出しまうからです。この水代をどれだけ深く取るかで、その人の腕前が分ります。ベテランは1、2年後の姿を予想するのに対し、初心者は植え替え直後の仕上がりを目指す違いです。

 これが意外と出来ていない例が多く見られ、特に大鉢仕立てに多いようです。大株は長い年月、植えられることが多いので、盛り上がる根の量が多くなるからです。こうなると、水やりに骨がおれます。下手な人ほど栽培を難しくしてしまうのでは困ります。

 植え方にその人の腕前が出てしまうことを忘れてはいけません。