ストレリチア秘話No.1150 同じ品種でも環境の変化で表現に差が出ます

 [秘話 1148]で同じ品種でも、年により、また、置き場が変わっても多少の差が出ると書きました。今回は、それを詳しく見てみましょう。大きく分けると二つになるでしょう。

A, 濃い色彩となる

 色素のアントシアニンの生成量が関係すると思われます。夏の好天、乾燥、高温が大きく影響するのではないでしょうか、花の色が濃くなり、強烈な印象となります。

B, 淡く、柔らかい色彩になる

 雨が多く、日照も少なめで、色素が少ないからでしょう、全体が柔らかい色調となります。

 やや、弱々しい感じがしないでもありません。肥料のリン酸分不足の影響の場合もあります。

 これは個性の差でもあり、優劣はつけられません。好みの違いもあるでしょう。でも、Bは弱くなった印象ですから不利です。同じ環境で、同じ扱いでも違いが出ることもありますから、なかなか難しい問題です。