ストレリチア秘話No.252 ベテランは二重の感覚を持っている
ストレリチア栽培で一番、気に掛けねばならないこと、それは寒さ対策です。ストレリチアを枯らす最大の原因は冬の低温で凍らせてしまうことですから。他の原因は特殊な場合であって一般には、そうそう起こりません。 ストレリチアは...
ストレリチア栽培で一番、気に掛けねばならないこと、それは寒さ対策です。ストレリチアを枯らす最大の原因は冬の低温で凍らせてしまうことですから。他の原因は特殊な場合であって一般には、そうそう起こりません。 ストレリチアは...
前の章にて変わった花の伸び方のストレリチアについて述べましたが、今度は反対の株のことです。おなじジャンセア ゴールドでも、こちらは「カノープス」です。私のところでは「お宝」ですから、毎日のように目をかけています。初花は...
今まで、それが当たり前、とされてきたことが、実は、そうでなかった、と変更しなければならないことが起きるのが、この世の中のようです。 ストレリチアの花芽は夏から顔を出し始め、8月末から9月が最も多く、以降、涼しくなるに...
私は近頃毎日のように目をかけているストレリチアがあります。これは最新の交配種ジャンセア ゴールドの中から生まれた一種「パーヴィフォリア ゴールド ★★★★★」です。葉がやや大きいですが、花が素晴らしいので交配の片親に使...
刀剣には数多くの名刀があります。例えば「童子切安綱」。平安時代、世を乱していた「酒吞童子」の首を源頼光が切り落とした刀とされ、「国宝」に指定されています。名刀とは、それが優れた作だけではなく、人々に印象強く訴えるエピソ...
ペットに犬、猫の寿命は短く、たかだか十数年です。これに比べて愛玩植物は長生きするものが多くストレリチアも数百年を超えて生き続けます。このことは重大な意味を持っているかもしれません。それは持ち主が死んだ後も生き残ることか...
ストレリチア栽培で困るのは害虫の被害です。自生地を遠くはなれて国際化して生きるストレリチアは、自生地では出会うことはなかった様々な害虫に悩まされています。虫の方も故郷を離れて放ろうしていますから、手強い天敵もいなくて暴...
私は10年以上も前からストレリチアの矮性種に関心を持ち、栽培を続けてきました。今までも、やや小柄なストレリチアへの希望は多くありましたが、本当に小さい「矮性種」を実際に手に入れた人はまだ、一人か、二人ぐらいでしかないの...
私はホームページに「ストレリチア 優秀品種 一覧」を掲載中です。そこには、それぞれの品種の優れた特性が解説されています。それは、その品種が多くの数の中から選ばれたのは、どこが違っているのか、何が良いと認められたのか、の...
モンゴルの遊牧民は、馬は人と共に生きる友である、と考えています。多くの愛犬家も犬も人並みに可愛がります。植物を愛する人々にも似たような事は珍しくありません。しかし、植物の場合は、たとえ話として受け取られたり、或いは「擬...