ストレリチア秘話 No.15 ストレリチアの花 標準の姿は2輪 開花
ストレリチアの花を撮影する人、絵に描く人、生け花にする人、この他、この花を使おうとする人が直面するのが、花の咲く過程で、どの辺りを標準とすればよいのか、これは なかなか、難しい問題です。 ずばり、それは、2輪開花の...
ストレリチアの花を撮影する人、絵に描く人、生け花にする人、この他、この花を使おうとする人が直面するのが、花の咲く過程で、どの辺りを標準とすればよいのか、これは なかなか、難しい問題です。 ずばり、それは、2輪開花の...
植物の栽培には、まず、肥料が問題になります。ストレリチアには、それなりの特殊性があるようです。 品種改良が進んで、人工化した品種の多い草花のような植物とは違い、人口交配の代数の少ないストレリチアは、まだ、野生味を多く...
ストレリチアの花芽が顔を出してくるのは、早いのが6月からで、遅いのが11月まで続きます。暑い季節にでたものは成長が早く、2ヶ月ぐらいで咲くのにたいし、遅咲きは半年もかかってしまいます。 実は、このことが花の品質に大き...
ストレリチアは季節感のない花で、1年中、咲いているようにも見えますが、正確には、温帯では、8月半ばから始まって、翌年の6月半ばまでの10ヶ月間なのです。 だからといって、すべての株が、そうではなく、やはり、遺伝の影響を...
ストレリチアの花は、萼片3枚、花弁が1本で、1セットとなっています。これは1輪と数えても良いでしょう。では、いったい、この1セットが何輪、入っているのでしょうか。 これは株の栄養状態にかかっています。やせた苞では、3...
ストレリチアの最新の話題としては、もう一つが矮性種、つまり、ミニ ストレリチアの登場です。 いままでになかったストレリチアだけに、それだけに難問を抱えています。いくら花立ちの良い系統を選んだとしても、一度、花を咲かせる...
ジャンセア ゴールドは、やや、高価なのが難点なのですが、それでも、入手不可能、手が出ない、というほどではありません。世界に例のない品であり、我が国だけでしか手に入らないことからも、安いもの、とさえ言えるのです。 これ...
ジャンセアの難点だった花立ちの悪さの問題は、 GOLDの出現に寄って明るい兆しが見えてきました。 この系統は、実に花立ちが良いのです。とは言っても、工業製品ではありませんから、個体差があるのはやむを得ません。選べば良い...
私は今までに約2000本のジャンセアの苗を養成してきました。その中で花立ちの悪いのが50%近くもありました。それに加えて、*星以下の花の質の劣るものまで含めると、70%近くを使用に耐えず、と落第としてきました。これは、...
花立ちの優れたストレリチアを、どう見分けて入手すればよいのでしょうか、それは「百聞は一見にしかず」なのです。 1条(株)あたり 花 2本 最高! 1本 良好 2条 1本 普通 3条 1本以下 無視 花たちの基準 但し...